「小林誠さんによる2代目デスラー艦の再デザインというアイデアは既に書いた」
「うん」
「その際、ふと思った。標準型戦艦にもドレッドノートという名前が付いたんだ。2代目デスラー艦にも名前が欲しい」
「そうだね。でも、どんな名前が良いのだろうか」
「ドメルならドメラーズだが、デスラーにはそういう名前は無い。しかし、思いついた。戦艦スターシャなら馴染む」
「幻の企画、デスラーズウォーだね」
「しかし、そう思ってはたと気づいた」
「なに?」
「愛した女の名前の船に乗る。これって輸送船ゆきと同じじゃん」
「そうか」
「だから、そこは発想が同じなんだ」
「奇妙な友情が芽生えた古代とデスラーらしいね」
「さすが、互いに酒を飲んでたはずの好敵手」